短 歌 2



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2004年7月22日

通勤の ゆとりができし 夏休み      
         眺める景色 新鮮に

2004年7月17日

玄関の 朝の水うち 涼しさを        
    感じぬうちに  乾きけり

2004年7月04日

雨過ぎて 見上げる空に むくむくと       
       入度雲が 白く立ち上がり

2004年6月12日

雨にぬれ 咲く紫陽花の 花の下    
         雨宿りする 弐羽の蝶

2004年6月10日

       夏の夜 消えては光る 水際の
               光の乱舞に 時を忘れじ

2004年5月27日

寝苦しき 橋から見ゆる 漁り火の     
           少なくなりし 面影残し

2004年5月25日

新緑の 山に入りて  たたずめば     
       木漏れ日さして 妖精みゆる

2004年5月8日

庭先の匂い嗅ぐわし みかん花      
         
香りの中で ガーデニング

2004年4月28日

    古い巣に 夫婦のツバメ 渡り来て 
             繕う巣の下 ダンボール敷く

   2004年4月18日

   新緑の  山に入りて  山菜を 
               採る手を止める ウグイスの声

  2003年11月

    蔓取りに  山に入りて  静けさの   
          中に
こえる  落ち葉踏む音  

   散歩道  金木犀の  香りたる   
          眠気の体に  清々しく染み  

  2004年1月18日

1年の   厄を払いて  焼きダルマ 
             はじける音ぞ  ポンと悲しき 

 2004年1月

      山鳥が  餌を求めて  雪払い  
                     南天の木に  揺れる赤き実

 200年2月


 
     餌を求め 畑に降り立つ 百舌数羽 
                     追いし後にも 鳴声聞こえ