岐阜弁(方言)


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   いこまい 「いきましょう」
 皆で一緒に学校へいこまい
  おそがい 「こわい」
 山道は一人ではおそがいでいかんわ
   きもい 「きつい」
 このスカーきもいで穿(は)けん
   ちゃっと 「早く・急いで」
 ご飯をちゃっとたべて学校へ行きな 
  まめかな 「げんきですか」
 ひさしぶりやね、まめかな
  だちかんさ 「駄目です」
 そんな悪さしたら、だちかんさ
  おぞくたい 「良くない」
 そんなおぞくたい事を言うな
  とつたかみたか 「急に、簡単に」
 これはとつたかみたかには、できんよ
  まーへー 「もうすぐ」
 まーへーござる時間やよ
 ほーすと 「そうすると」
 このつづきほーすと、どうなるんやろ
  のうなる 「なくなる」
 おいしいもは、のうなるのが早い
   いんさる 「おしゃる」
 先生のいんさる事をちゃんとききゃー
  ぬくとい「あたたかい」
 だいぶんぬくとい日がつづく
 こく 「言う」
 そんな事をこくと罰が当たる 
  きーつくらい 「大嫌い」
 算数はきーつくらいやった
  ごがわく 「腹が立つ」
 あいつにわごがわく(ごがわいた)
  おいた 「やめる」
 時間ががきたでおいた
  くりょ 「ください」
 その菓子をくりょ
 くろにえる  「あざができる」
 ころんでひざがくろにえた
  どうーぞこーぞ 「やっと、何とか」
 仕事が、どうーぞこーぞ片付いた
  あかる 「こぼれる」
 そんな持ち方はあかる
  へっつく 「くっつく」
 磁石に釘がへっつく
  どっちべた 「どちら側」
 この選挙どっちべたへ付いて戦う
 どえれえ 「大変な」
 そこでどえれえ交通事故があったげな
  くんさい 「ください」
 そのやさいをくんさい
  ばりかく 「ひっかく」
 痒いところをばりかく  
 しゃちをやく 「口出し・せわ」
 仕事にしゃちをやくのをやめて
  〜からかす 「〜の状態を続ける」
 いじめたら泣きからかすでこまった
 やえる 「重なる」
 お土産がやえてまった
 ずつない 「苦しい」
 寿しをずつないほど食べた
 くろにへる 「淵による」
 せまい道で車が来たのでくろにへれ
  うつくしょうなった 「ぜんぶなくなった」
 おかずがうつくしょなくなくなった 
  ほとびる  「ふやける」
 めんがほとびるで早く食べて。
 ねぶる  「なめる」
 切手の裏をねぶると貼れるよ
  にき 「近く」
 携帯はテレビのにきにあったよ
  じん 「ひと」
 あのじんは偏屈やでいかんわ
  こまる 「つまる・はさまる」
 スルメは歯にこまるていかんは。
  おんさった 「いらっしゃた」
 遠くからようおんさったなも
  つもい 「きつい・狭い」
 このズボンつもいではいらんは
  おまはん{あなた」
 おまはんもいこまいか
  ほんでも「それでも」
 忙しくても ほんでも来てください
   そやらー「そうでしょう」
 そやらー、その方が似合うやらー
   やらこい「やわらかい」
 今日のご飯はやらこかった
  せんがない「張り合いがない」
 あいつがおらんとせんがないなー
   まわし「準備」
 はよ まわししんと遅れるよ
       せんがない「しょうがない」
 そんなことしてせんがないなー